平成27年度 第2回学術講演会について
2015年9月23日
11月28日(土)に開催することが決まりました。
講師は、「超高齢者総義歯座右マニュアル」「大規模災害時義歯作成」でおなじみの、皆木省吾教授(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科、口腔・顎・顔面機能再生制御学講座、咬合・有床義歯補綴学分野教授)です。
テーマ: (演題・抄録はしばらくお待ちください)
①フレイル、サルコペニアをおこした超高齢者の総義歯製作・調整法のポイント
②大規模災害時義歯製作法 (~避難所での肺炎予防は口腔ケアだけではない、歯科としての貢献)
Frailty とは、高齢期に生理的予備能 が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、生活機能障害、要介護状態、死亡など の転帰に陥りやすい状態で、筋力の低下により動作の俊敏性が失われて転倒しやすくなるよ うな身体的問題のみならず、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、独居や経済的困 窮などの社会的問題を含む概念です。(日本老年医学会からのステートメントより)
歯・口の機能低下は、加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)や運動器症候群(ロコモティブシンドローム)の前兆とも考えられ、「オーラル・フレイル」の予防がひいては、全身の健康に寄与することもわかってきています。(日本歯科医師会HPより)